クママップについて
日本の断片的なクマ出没情報を、すべての人がアクセスできるように
提携企業
なぜクママップが必要なのか
2025年8月、北海道の羅臼岳で26歳の登山者がヒグマに襲われて亡くなる事故が発生しました。
この出来事をきっかけに、全国のクマ出没データを調査したところ、重大な問題が明らかになりました。47都道府県がそれぞれ独立してデータを管理しており、すべて異なるウェブサイト、日本語のみ、互換性のない形式で公開されていたのです。
日本アルプスを縦走する登山者にとって、これは深刻な課題です。登山ルートは複数の都道府県にまたがりますが、クマは行政区画を意識しません。登山道から2キロ先で出没したクマが、別の都道府県のシステムで報告されている場合、正確な場所を知らない限り、その情報を見つけることは不可能です。
クママップは、この問題を解決するために作られました。
データの断片化
各都道府県は独自の方法でクマ出没情報を公開しています。Googleマップのピン、PDF、Excelファイル、独自API—形式はバラバラです。外国人旅行者にとって、このデータは事実上見えません。
データは存在します。しかし、47の異なるウェブサイトに散らばっており、すべて日本語で、統一された表示方法がありません。
クママップのアプローチ
クママップは、全都道府県から12万件以上の出没情報を一元化し、翻訳・統合マップ化を実現しました。
自動更新: 47都道府県からデータを収集し、自動的に翻訳します。
距離ベースのマッチング: 都道府県の境界線は旅行者にとって意味がありません。クママップは、5,000以上の地域に対して距離でマッチング。登山道は半径12km、観光地は18km。富士山を検索すれば、都道府県に関係なく登山圏内のすべての出没情報が表示されます。
コミュニティ報告: 誰でも出没情報を報告できます。地図をクリックしてピンを落とし、写真をアップロード、送信。アカウント不要。報告は審査後に公開されます。
これから:総合的な登山ガイドへ
クママップはクマの出没追跡から始まりましたが、目指すのはそれ以上です。日本の山岳地域に対応した、多言語対応の総合的なアウトドア安全プラットフォームを構築しています。
将来の機能: リアルタイムの登山道状況と通行止め情報、季節ごとのクマ活動パターン、山岳ルート向けの気象統合、登山口へのアクセスと交通情報、複数のハザード情報(土砂崩れ、洪水、積雪状況)、コミュニティによる登山道レポートの検証など。
目標は、一元化された、翻訳された、リアルタイムのデータを通じて、日本の山々を国内外の訪問者にとってアクセスしやすく、安全にすることです。
データと透明性
データソース: 全国の都道府県環境保全部門からの公式報告。1日2回(午前6時・午後6時 JST)更新。
ニュース: 日本のニュースRSSフィードからの自動収集。1日2回更新。
コミュニティ報告: 地域住民や訪問者からの匿名報告。審査後に公開されます。
プライバシー: 個人情報は収集しません。報告は匿名で、位置情報のみが公開されます。
引用実績: クママップのデータは、フジテレビ「ノンストップ!」、Wiley「Global Change Biology」の査読付き論文、The Japan Timesで引用されています。
お問い合わせ
ご質問、フィードバック、パートナーシップについては、お気軽にご連絡ください。
お問い合わせクママップは公開されているデータとコミュニティ報告を集約しています。すべての出没情報を網羅するものではありません。野外活動の際は必ず地元当局に確認し、適切な安全対策を講じてください。
